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整形外科シリーズ⑥

今日の関東地方の天気は そしてもちろん千葉県松戸市の天気も 明日も予報 
 
来週はまた雪かきが待ってますね(;´∀`) これ豪雪地帯の方々は雪下ろしとか雪かきとか毎日やってるんですよね? すごいな~。。
 
という事で今日は朝から時間があるので整形外科シリーズいってみます
 
今日のお題は
肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)
 
※今後五十肩と呼称
 
この病名を聞いた事ありましたでしょうか?四十肩、五十肩の正式名称です
 
ちなみにこの四十肩、五十肩の由来はこの年代層に多いとのことで別名が広がったんですね。語源は江戸時代くらいまで遡るそうです。
 
まず最初に五十肩なんですが、肩関節周囲炎の種類
 
上腕二頭筋長頭腱炎
・肩峰下滑液包炎
・腱板炎
・石灰沈着性腱板炎
・烏口突起炎
・疼痛性肩関節制動症 → 五十肩
・肩不安定症
・原因が明らかな肩関節拘縮
 
などたくさんありますが、最近では原因が明らかな症状には五十肩とは言いません。
 
五十肩と言われる症状は、原因不明動かしたときの痛み年齢が40歳以降、この3つが揃って五十肩といいます。
結果的に上記赤字以外は五十肩とは言いません。
 
【症状】
初期  動かした時の痛み、違和感。腕があがりにくい。寝ていてなんか肩付近がうずく
 
炎症期  動かした時の激痛関節の動きが制限される夜中寝返りをすると激痛で目が覚める押すと激痛
 
運動期  関節の動きの制限、肩が最後まで挙がらない。痛みはかなり軽減。
 
というように分かれています。たいがい病院に来るときは炎症期の方が多いです。
 
炎症期の場合運動期に移行するまで動かさないようにしたり、痛み止めを飲んだり、場合によっては三角巾で吊ったりします。
 
【治療】
初期は内服薬やシップ。少しの運動とリハビリ。
 
炎症期は上記にも書いたんですがあまり治療というものがないんですが、肩関節に注射を打ったりします。あとは湿布や内服薬です。
 
運動期は主に動かす体操をします。
 
よく 『思い切り肩を挙げたりして動きがよくならないんですか?』 と聞かれるんですが。。
 
これは絶対にやってはいけない事です
 
この思いきり上に挙げてしまうと、周りの靭帯を傷めたり、場合によっては骨を剥がしてしまう(剥離骨折)をしてしまう可能性もあります。
 
なので慌てずゆっくり治療をしていくのが一番です
 
ちなみに片方の肩がこの症状が出た方は逆側にも同じ症状が出る事があります。
人によっては両方一緒に症状が出る方も。。
五十肩は放って置くと治るということを聞くんですが、それは上記に書いた運動期に移行して炎症がだいぶ引いてきたという状態かと思います。肩の動きが悪かったりしたらまさに運動期です。
 
よくありがちなことは、運動期に移行した時に普段の生活にもどり、物を棚に上げたりという動作や、洗濯物を干すときに肩を挙げたりという、日常生活で自然とリハビリになっている方がいます。これが自然に治るという事ではないのかなと考えられます
 
こういう症状が出たら、お近くの整形外科や接骨院にご相談ください
 
今日は五十肩の事について書かせていただきました
 
というわけで雪でも元気にリブラ接骨院は開院中です
エキテン
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