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スポーツ障害シリーズ②

今日は久々スポーツ障害の疾患についてです
 
今日のお題は
オスグッド・シュラッター病
(成長痛)
 
よく子供の頃に膝に成長痛があって運動できないという事を聞いた事があるとは思いますが、このオスグッド病が代表的なものです。成長痛はどこにでも起こりうる整形外科疾患です。
 
この膝の痛みを発見した整形外科医ロバート・ベイリー・オスグッド氏と、外科医カール・シュラッター氏が論文を発表したことからこの病名がつきました。
 
病名は論文を出した方の名前がつくことが多かったりします。
 
このオスグッドは簡単に言うと
膝のお皿から指3本分下の部分が痛む
という病気です。
 
原因としては太ももの筋肉(大腿四頭筋)が骨の発育よりも早かったりするために起こります。
太ももの筋肉は日常生活には欠かせないもので、体の中で最も太くて硬いと言われている大腿骨(太ももの骨)を保護してるのも大腿四頭筋です。
筋肉には始めと終わりがあるように、最初と最後の部分にはというものがあります。(腱が無い物もあります)
※アキレス腱も筋肉の終わりの部分が腱となっているため、アキレス腱と言います。これもアキレス氏が論文提出です(笑)
 
上記に書いてあるように四頭筋の力は物凄く強いので、小学生や中学生の骨はまだまだ柔らかい状態ですので腱が骨を引っ張ってしまい炎症を起こします。それが成長痛と言われているものです。
 
治療としては安静が一番なんですが、四頭筋のストレッチや筋肉を柔らかくするマッサージを受けるといいですよ
 
例え話なんですが、お餅を手で引っ張ると伸びますよね?餅を骨だとして、手で引っ張る事を腱の動作だとします。そうすると引っ張りすぎるとちぎれますよね?それが剥離骨折の起こる原因です
 
もうおわかりかもしれませんが オスグッド病から剥離骨折になる ということもあります。
 
そのためお子さんが膝付近の痛みを訴えた場合 必ず 整形外科や接骨院に連れて行ってください
 
テーピングやサポーターで保護することもお勧めします。膝に熱がある場合は冷やしてください。
 
今日は成長痛の代表的なオスグッド病についてでした
補充がある場合は後日ブログにて掲載します
 
今日も元気にリブラ接骨院は開院中です